お知らせ​

2023/07/27

RELEASE

プレスリリース|生活者の”意識”や”購買傾向”を捉える新データ、提供開始

報道関係者様 お客様各位

【サイコグラフィック軸を加えた、より深い生活者理解へ】
顧客像を鮮明にする「エリアセグメンテーションデータ」を強化
生活者の“意識”や“購買傾向”を捉える新データ、提供開始

技研商事インターナショナル株式会社(名古屋本社:愛知県名古屋市、東京本社:東京都新宿区、代表取締役:小嶌智海、以下当社)は、当社開発のエリアセグメンテーションデータ「c-japan🄬」とリサーチデータを掛け合わせることで、居住エリアの特性と共に生活者の“意識”や“購買傾向”を捉えることができる「生活意識データ」と「購買カテゴリーデータ」の提供を、2023年8月1日(火)より開始します。

これらのデータの活用により、年齢や家族構成、居住特性といったデモグラフィック要素に基づく“エリア特性”だけでなく、ライフスタイルや価値観といったサイコグラフィック要素を加味した、よりリアルな生活者分析が可能となります。

データ概要

ライフスタイルの多様化の進行により、性年代や職業、収入等のデモグラフィック特性に加え、生活者の“意識”や“購買傾向”といった異なる視点からも生活者を捉えたいというマーケッターの要望は高まりつつあります。
こうした分析ニーズを受け、当社では、年齢や家族構成、住宅、就業等の特性に「年収」や「地価」といった様々なデータを元に、全国の町丁目を居住者特性別に35タイプに分類した「c-japan🄬」のセグメントに合わせ、新たに50万人規模の生活者へのリサーチデータを活用し、サイコグラフィック軸でエリア単位の顧客分析を可能にするデータを開発しました。

今回追加したのは、生活や買い物、食や健康等のライフスタイルに関するリサーチを基にした「生活意識データ」と、様々な商品カテゴリーの購入・利用経験や購入意向、購買チャネル等を聴取した「購買カテゴリーデータ」です。
これらのデータは、GIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer™ 5」で地図上に可視化し、分析することができます。「生活意識データ」で生活者の“意識”を、「購買カテゴリーデータ」でどのような商品・サービスを利用しているかといった生活者の“購買特性”を、それぞれエリア単位で把握することができ、さらに「c-japan🄬」と併用することでそのエリアの居住者特性を把握できるようになります。

異なる3つの視点で生活者を捉え、より深い顧客理解に活用
異なる3つの視点で生活者を捉え、より深い顧客理解に活用


これらのデータの掛け合わせにより、“なぜその商品を買ったか”等の消費背景の把握や、“どんな意識や特性を持った人が、どこに多く住むか”等、生活者をエリア視点でより深く把握できるようになり、例えば店舗ビジネス等において自社商圏の顧客理解や需要予測、販促施策への活用が期待されます。

データの詳細


データ内容 活用価値
生活意識データ

主に、生活や買い物、食、健康等の各テーマにおける
471項目を収録しています。

・生活意識/ワークライフ意識/買い物意識/食意識/健康
 意識/美意識/ファッション意識/住まい意識/レジャー
 余暇意識/旅行意識/SDGs/関心・行動
・レジャー・趣味
・大切にしている時間/お金をかけていること
・メディア接触・頻度

  • 顧客像の解像度アップに
  • 新しい観点からのインサイト発見に
  • 購買カテゴリーデータと掛け合わせて消費文脈の把握に

購買カテゴリー
データ

商品の購入・利用やその意向に関する458項目を収録
しています。

・一般消費財/耐久消費財/サービス財/金融商品の購入
 状況や利用意向
EC購買、利用チャネル

  • 顧客像の解像度アップに
  • 商品利用状況からの特性理解

※標準で取得されている設問項目以外に、オリジナルの設問を取得することも可能です。

ご利用について

「生活意識データ」および「購買カテゴリーデータ」のご利用や料金に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

TEL:03-5362-3955
お問い合わせフォームはこちら

分析例

生活意識データ×c-japan🄬の分析例

食に対する意識をエリア毎に把握
「高くても鮮度・素材の良い食品を選ぶ」 「地元や近郊でとれる食材を買うようにしている」という項目の回答(当てはまる/当てはまらないの4段階)をMarketAnalyzer™ 5で地図上に可視化したものが下の図です。 ・食に対する意識データを地図上に可視化
地方・郊外のセグメントでは地元でとれる豊かで愛着のある食材を購入する意識が強く、一方で都市部では高くても品質の高い食材を選ぶ傾向が強い傾向が分かります。

また、これらの回答データと「c-japan🄬」を掛け合わせると
食に対する意識データと居住者特性データのクロス分析
高くても品質の高い食材を選ぶ傾向が強く出た“都市部”とは、c-japan🄬セグメントの“都心のセレブ/ファミリー/単身層、都会の住宅街”の傾向が高く、地元でとれる豊かで愛着のある食材を購入する“地方・郊外”とは、“地方の工業地帯や田舎の大家族”の傾向が高いことがみてとれます。
c-japan🄬とは
80項目以上の統計データから、居住者特性別に、全国を町丁目や郵便番号単位といった小地域粒度で分類した「エリアセグメンテーションデータ」です。地域や居住者、顧客像を鮮明にする分析環境を実現します。
c-japan🄬では、各セグメントの居住者・エリアの特徴の詳細レポートも閲覧でき、顧客像の具体化に役立ちます。

(例:「都心のセレブ」詳細レポート)
居住者特性レポート1
居住者特性レポート2
このように、どういう生活意識を持つエリアが、どんな特性で、どんな人(世帯)が多く住むかまで可視化でき、顧客理解の幅を広げることができます。

〇 エリアセグメンテーションデータ「c-japan🄬」の詳細はこちら

購買カテゴリーデータの分析例

例として、「アルコール類で直近3ヶ月以内に購入したものはどれですか? 」という回答を、アルコール商品カテゴリー別にエリアで色分け表示をしました。このように購買傾向を地図上に可視化することで、自社店舗所在地や顧客の分布と見比べることができ、販促やCRM活動の戦略立案やROI向上に役立ちます。

Q:アルコール類で直近3ヶ月以内に購入したものはどれですか? 購買カテゴリーデータを地図上に可視化
※商圏分析GIS「MarketAnalyzer™ 5」にて地図上に可視化

焼酎や発泡酒は広くエリアを選ばす購入されているのに対し、 ワインは都市圏での消費が主であることが分かります。

当社GIS 「MarketAnalyzer™ 5」について

「MarketAnalyzer™ 5」は、ベッドタウンや居住地エリアの調査に役立つ国勢調査をはじめ、繁華街の調査に役立つ昼間人口や商業統計等、幅広いデータを搭載しており、自社データや位置情報や決済データ等の3rd Partyデータのインポートも可能な商圏分析・エリアマーケティング用のGIS(地図情報システム)のハイスペックモデルです。
DX時代に求められる、複数のデータをクロスする本格的な分析が可能なため、30年にわたり大手企業を中心に2,000社を超える企業に導入されています。

「MarketAnalyzer™ 5」は、2023年9月末まで長期間無料で利用できるキャンペーンを実施中です。
▶製品Webページはこちら
▶長期無償提供キャンペーンページはこちら

当社について

[事業概要]
マーケティング向けデータ分析ツールの提供・運用支援を通じ、マーケティングデータ領域のエコシステム構築を進めることで、企業のデータに立脚した事業推進をサポート

商圏分析、エリアマーケティング向けGIS (地図情報システム)の提供
・商圏分析/エリアマーケティング用GIS「MarketAnalyzer™ 5」
・GPS位置情報データを搭載したクラウドGIS「KDDI Location Analyzer」他

蓄積した分析データ・ノウハウの提供
・データ・API・GISエンジンの提供を通じたデータ戦略高度化の支援
・インストアの来訪者検知の仕組みの構築
・デジタル広告のセグメントの高度化

[会社概要]
所在地:名古屋本社:愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル
    東京本社 :東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F
設立日:1976年1月
資本金:2億3,112万5千円
代表者:代表取締役 小嶌 智海
URL  :https://www.giken.co.jp/


プレスリリースダウンロードはこちら

 


<本件に関するお問い合わせ先>
技研商事インターナショナル株式会社 東京本社
担当:マーケティング部 市川(いちかわ)

TEL:03-5362-3955  お問い合わせフォームはこちら

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