GIS活用事例

出店戦略立案

GISを利用するシーンとして、一番多いのが出店戦略です。物件選定や出店可否判断のため、客観的なデータとして商圏情報が活用できます。その出店戦略を立案するにあたり、基本から応用まで様々な分析事例をご紹介いたします。


分析フロー



出店戦略は物件の精査をして終わりではありません。既存店舗から、売上に関係する立地情報を分析や競合店情報など、
様々な角度から判断する必要があります。その出店戦略の分析を5段階に分けてご紹介いたします。


売上要因分析



すでに複数の店舗/施設をお持ちであれば、店舗の売上と商圏情報を照らし合わせ、
好調店の共通する立地条件は何か、といった出店する軸を決めていくことが重要です。

店舗の商圏情報を一括集計

登録した店舗の商圏データを高速で一括集計することができます。これにより、既存店全体の好調店、不調店など全体のポジショニングを把握することができます。
MarketAnalyzer® KDDI Location Analyzer

店舗の商圏情報を一括集計
競合影響を加味した集計

競合影響を加味した集計

しかしながら、上記ではあくまで周辺の立地情報で競合店については加味されておりません。
そこで、店舗それぞれを中心としたハフモデル分析(グラビティモデルシーケンス機能)を全店舗一括処理で行い、店舗の属性値として吸引人口を一括付与する機能もご用意しております。
すると、より売上とマーケットポテンシャルとのギャップ分析や、後の重回帰モデルの変数として投入することができます。

※グラビティモデルシーケンス機能はオプションです。
MarketAnalyzer®

商圏サイズが分からない場合

店舗の商圏範囲が実際どのくらいの広さなのか見当がつかないケースや、郊外や駅前など、立地によって商圏を変える必要認識はあるものの、立地に応じた商圏の策定ができていないケースもあるかと思います。

PPLA分析やKDDI Location Analyzerなど、GPS位置情報データを使えば店舗の来訪者居住地が判定できるので、商圏を定義することができます。
MarketAnalyzer® KDDI Location Analyzer

商圏サイズが分からない場合
      

相関分析

自社の売上に貢献する商圏データは何か。
相関係数を算出することで、「店舗の実績値」と「商圏データ各項目」との関係性の有無を検討することができます。
相関係数が高い商圏データが見つかれば、出店の指標となる軸や、後の売上予測モデルの投入項目のひとつとして活用できます。
MarketAnalyzer®

 

まとめ
既存店舗の実績をもとに、出店の軸となる指標が決まりました。 続いて、この指標から出店する立地を評価・選定していきます。

 

出店する立地の精査



売上要因分析から導き出した軸を基に、エリアを選定、精査をしていきます。下記3つの手法を行うことで、より出店の精度が向上します。

出店余地エリアの探索

上記の出店軸をもとに条件に合う商圏ボリュームのあるエリアを探索し、かつ自社や競合商圏とのカニバリを考慮したエリアを検索することができます(出店余地エリアランキング機能)。
また、地図と住所リストを表示できるので、中長期的な出店計画を策定するのに役立ちます。

※出店余地エリアランキング機能はオプションです。
MarketAnalyzer®

出店余地エリアの探索
ポテンシャルマップの作成

ポテンシャルマップの作成

メッシュまたは町丁目単位で有望エリアを地図上に可視化することができます。これにより有望エリアを広範囲から探し出すことができます。
MarketAnalyzer®

候補物件を既存店舗と比較

候補物件の位置情報があれば、商圏情報から既存店舗と比較することや、類似している既存店舗を検索することができます。
類似する既存店舗が見つかれば、簡単な売上予測として役立ちます。
MarketAnalyzer®

候補物件を既存店舗と比較
 

まとめ
事前にポテンシャルのあるエリアを検索・可視化していくことでスピーディーな出店計画が 策定できます。また、既存店舗と比較して出店候補地を
決めていきましょう。

 

商圏調査



物件を検討する場合、商圏ポテンシャルや特徴を捉えて判断する必要があります。ここでは商圏情報を取得・分析する方法をご紹介します。

商圏内のマーケット把握

商圏内の統計情報を色塗り分布で表示することができます。商圏内ポテンシャルの偏りやマーケットを把握することが可能です。
面積を統一したメッシュごとの色塗りで人口密度を捉えることや、町丁目毎の色塗りで販促施策につなげるなど分析シーンに応じた表示にも対応しています。
MarketAnalyzer® KDDI Location Analyzer

商圏内のマーケット把握
商圏調査レポートの自動作成

商圏調査レポートの自動作成

指定した商圏のマーケット情報をわかりやすいレポート形式で自動出力する機能です。
グラフで商圏の性質や自社ターゲットのボリュームを確認できるため、的確に立地情報を把握いただけます。出店予定地の検討資料もすぐに作成することができます。
MarketAnalyzer®

出店シミュレーション

グラビティモデル分析(ハフモデル)機能は、自社店舗が商圏内でどの程度顧客を吸引できるのか分析する機能です。
新規出店時の売上・集客力のシミュレーションとしてご活用いただくことで、出店判断や競合影響度合いの調査を行えます。
MarketAnalyzer™

出店シミュレーション
 
通行量・動線調査

通行量・動線調査

GPS等の位置情報データを分析することで、出店候補地周辺の人口流動を事前に把握できます。

今まで現地調査では実施日や時間、天気に左右される可能性がありましたが、KDDI Location Analyzerでは一定の期間でターゲット層がどの程度通行するのかを任意に調査できるため、失敗しにくい出店戦略を実施できます。
KDDI Location Analyzer


まとめ
出店検討の際には、自社にあった方法で商圏調査を行うことが重要です。 商圏のポテンシャルを調査することで、より効果的な新規出店を実行する
ことができます。

 

売上予測



出店の判断を下すうえで最もわかりやすい指標となるのが売上予測ですが、いきなり始めることはなかなか大変な作業です。しかし、MarketAnalyzer®を活用することで、誰でも分析しやすい環境を構築できます。

重回帰分析

過去の店舗別売上データの傾向から新規出店時の売上予測を行います。店舗データや統計データの中から、予測する上で最適な項目を自動で選択してくれるため、簡単な操作で予測モデルの構築ができます。
生成される予測モデルの精度検証も可能なため、陳腐化しやすいモデルの更新も手軽に始められます。
MarketAnalyzer™

重回帰分析
予実分析

予実分析

構築した予測モデルは、新規出店以外にも、既存店舗分析でご活用いただけます。
「現在の売上高」と「予測される売上高」を比較することで、ポテンシャルに対して充分な売上を上げることができているかを評価できます。
MarketAnalyzer


まとめ
売上予測を1から構築していくとなると少々ハードルが高く感じると思いますが、適したシステムを活用していくことにより、極力手間をかけずに
分析を始めることができます。
売上予測という客観的評価に基づいた出店戦略を組むことで、出店精度の向上を図ることができます。

 

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