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介護業界の商圏分析・エリアマーケティング事例

 介護市場は、高齢化の進展による需要増加を背景に拡大を続けています。政府は後期高齢者(75歳以上)人口が最大となるいわゆる「2025年問題」に向けて、医療・介護提供体制の将来像である「2025年モデル」「地域包括ケアシステム」を提唱し、k介護報酬の改定や各種制度によって、増大する医療・介護ニーズに対する一層効率的・効果的な提供体制の実現を目指しています。

介護事業の事業計画立案

地域包括ケアを地図上に見える化

本データは介護施設や事業所の件数、定員数、賃料などを生活圏域(大字)単位で集計し統計データ化したものです。要介護(要支援)認定者数データと併せて分析することで、地域ごとの充足率を地図上に「見える化」することができます。
左の地図は東京都世田谷区と目黒区の特定施設の平均賃料と要介護認定者数の分布を表したものです。

高齢者向け住宅の商圏調査

左の地図は高齢者向け住宅の定員数とターゲット人口を、市区町村単位で集計・表現しました。足立区、世田谷区は需要も供給も既に多いエリアで、練馬区、杉並区、大田区は、供給は平均的ですが需要が多いエリアということが分かります。右の地図は、生活圏域(小学校区)単位で周辺の訪問介護サービス事業所と通所サービス事業所の供給状態を示しています。地図とデータによる分析を通じ、地域によって提供すべきサービスが見えてきます。

物件の商圏内の充足率を把握

新規開設時の商圏調査や既存施設の営業・販促活動において、周辺の充足率を把握することが重要です。エリアマーケティングGIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer™」のExcelレポート自動作成機能と本データを用いて、物件の商圏内の充足率をレポーティングすることができます。
左のレポートは施設周辺の要介護認定者数に対する施設定員数を集計・グラフ化したものです。

高齢者向け住宅の物件コンセプト策定

 高齢者向け住宅の新規開設時の商圏調査は、入居者を確保し経営を安定化させるために必須となっています。地域の高齢者ニーズをデータにより検証した上で、併設するサービス事業所や提供サービス内容、賃料を決定します。

 右の図は複数の候補物件をデータで比較した例です。各候補物件を富裕度(貯蓄・年収)と介護度という軸で比較したものです。

居宅系サービスの商圏分析

訪問介護の需給マップ

 神奈川県の市区町村単位で、訪問介護事業所数と要支援(1・2)認定者数を地図上に可視化。訪問介護需要と供給のバランスを比較しました。

 濃い緑色の逗子市は、要支援認定者数が多いものの、訪問介護事業所が少なく供給不足のエリアと言えます。逆に濃い赤い鎌倉市は要支援認定者数が多い一方、訪問介護事業所も多い激戦区です。更にピンクの港北区、藤沢市、横須賀市は要支援認定者数の割に訪問介護事業所が多い供給過多エリアと解釈できます。

デイケア(通所リハビリテーション)の開設余地分析

 介護分野は、少子高齢化という社会環境のもと、国・自治体の政策誘導によって異業種が参入し、競争が激化しています。これまでの経験と勘による経営では生き残れない時代になってきました。新規開設時に高齢者や要介護度別人口などの需要を知り、高齢者向け住宅や介護サービス事業所の供給状態を把握した上で、物件のコンセプトを策定する必要があります。入居者・サービス利用者の募集活動においても効率的・効果的な戦略が必要です。さらに、地域包括ケアの実現に向けて、医療との連携もますます重要度が増しています。

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